経費の利用は正確に!使いすぎると後が怖い?

フリーランスは会社員と異なり、仕事で使ったお金は経費として税務署に申告できます。これを利用することで税金の負担が軽減されますが、乱用は禁止です。もしも悪用すると、後から大変なことになるでしょう。

経費
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経費ってどんなもの?フリーランスなら知っておきたい仕組み

フリーランス

例えば普通に会社に通うサラリーマンなら、仕事をするためにお金を支払うことはありませんよね?設備投資などは会社側の出費となりますので、サラリーマンには経費計上という概念はないのです。

ですがフリーランスの場合、小規模とはいえ事業主扱いですから、経費という概念が発生します。身近な例としては、仕事で筆記を行う場合のペンを購入したのなら、これは経費として計上が可能です。

確定申告の際に経費があるとその分収入から差し引くことで、税金が発生する対象額が小さくなります。これが経費による節税の仕組みであり、フリーランスなら覚えておく価値があるのが、十分すぎるくらいわかりますよね。

 

「なんでも経費に」は厳禁!事業利用分だけを計上しよう

この仕組みだと、どうしても「全部の出費を経費にすれば税金がすごく減らせるのでは?」と思ってしまいますよね?ですが、それは大きな間違いであり、経費というのはあくまでも「ちゃんと事業に使ったか?」を考えないといけません。

先ほどのペンの例なら経費なのですが、例えば「友達との食事代」というのは、完全に個人の出費ですよね。それなのに経費として計上してしまうと、税務署からの監査が生じた際に経費ではないと判断されて、追徴課税されてしまいます。

このように、あまりにも不自然な申告をしていると、税務署の監査が入ることがあります。そこで不正があれば後からペナルティが発生し、追徴課税として通常の税額より多めに支払うことになります。もちろん監査が入ってもそれ相応の理由がある支出なら、相手を説得することはできます。

この監査はいつ入るかわかりませんので、常日頃から真面目に経費の仕分けをしておかないと、結局は後から困るだけなのです。

 

経費ってどう分けるの?わからない場合は相談しよう!

フリーランスの場合、仕事で使うパソコンは経費となるからわかりやすいのですが、衣服の場合はどうだと思いますか?普段着を仕事着としても使っているなら経費に思えますが、実はそれは間違いです。

衣服というのは、100%仕事に使っていない限り、すべてのものが経費にはなりません。ちょっとでもプライベートで利用する余地があるなら経費にできませんから、衣類は基本的に諦めておくべきでしょう。

なお、こうした経費の分け方には非常に細かい規定があるので、素人判断では難しいこともあります。わからない場合は直接税務署に聞いたり、会計士に質問したりしましょう。プロの意見は監査が入った時でも、非常に心強い後押しとなります。

 

仕事にもプライベートにも使うなら按分を行うべし

また、衣類などの例外はありますが、パソコンなどは「仕事でも使うけど個人でも使う」ケースが極めて多いため、『家事按分』という仕分けが実行できます。

家事按分とは、『仕事と個人で使う割合で経費に算出する』というもので、例えばパソコンなら「だいたい仕事に使うのが6割くらい」というのなら、購入額の60%を経費にできるでしょう。

この割合は後から聞かれた際に、はっきりと答えられるかどうかが大事です。例として1日10時間使う場合、その時間配分が仕事で6時間といったように、説得力のある内容を用意しておいてくださいね。

 

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